蔵便り

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【酒蔵直伝】3つのポイントで理解する日本酒度のまとめ【甘口?辛口】
2015.02.17

 

日本酒度


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

部の日本酒のラベル、また説明には日本酒度が表記されているものがあります。

 

当たり前のように表示されているこの数値。

 

お客様によく説明を求められる場合がありましたので、簡単にではありますが3つのポイントを踏まえて説明させていただきたいと思います。

 

※この記事はお酒の初心者の方向けへの記事となります。

 

細かい説明よりも、ざっくりとした概要をつかんでもらうことに重きをおいておりますのでどうかよろしくお願いします。

 

ポイント①日本酒度とはお酒の味わいの目安

日本酒度がプラスにいくほど辛いと感じやすい。マイナスにいくほど甘いと感じやすい。

(※一概にそう感じるというわけではにのであくまで参考知識程度に)

 

日本酒度 目安
         マイナス6以下 大甘口
      マイナス3.5~マイナス5.9 甘口
                  マイナス1.5~マイナス3.4 やや甘口
       マイナス1.4~プラス1.4 普通
                     プラス1.5~プラス3.4 やや辛口
                     プラス3.5~プラス5.9 辛口
          プラス6以上 大辛口

 

市販されているほとんどのお酒についてはだいたい0からプラス3までの日本酒度であることが多いです。

 

一般的には、東北地方の日本酒に関しては日本酒度がプラス(辛口)であるものが多く、逆に九州地方などでは日本酒度がマイナス(甘口)のお酒が好まれる傾向がありました。

 

 

ポイント②日本酒度は専用の比重計を使用して測る。

 

IMG_1521

 

 

こんな感じ

 

 

日本酒度は15℃にしたお酒を100mlのシリンダーに入れて、日本酒度計を浮かべることで測定します。

 

日本酒の糖分が多いと日本酒度計が液面から浮き上がるので日本酒度はマイナスとなり甘口と感じやすくなります。

 

反対に日本酒の糖分が少ないと日本酒度計がシリンダー内に沈みこんでプラスとなり辛口と感じやすくなります。

 

ちなみに温度が4度の時の水の日本酒度がプラスマイナス0となります。

 

 

ポイント③日本酒度は造り手の見極めによって決まる。(自然に決まる、または機械的に設定するものではない)

 

 

もろみ管理

これは私も造りに参加したことだから伝えるのことのできる経験談なのですが、日本酒度とは自然に酒造りの過程において決まるものでもなければ決まった数値になったらすぐにお酒を搾るといった機械的なものでもありません。

 

もろみを管理する工程で時をおいて、日本酒度は日々アルコール度数とともにプラスへと乗じていきます。

 

麹による糖化作用とそのあとの酵母による発酵のバランスが取れた絶妙なタイミングを見極め分析をし、味と香りの確認を吟味した上でお酒は搾られます。

 

同じお米を使用していても、環境の些細な変化によりお酒は変化していきます。日本酒度がこの数値になったら搾ればいいという考えではお客様にとってのいいお酒はできないと私は考えます。

 

そしてその搾りの一瞬のタイミングの為に、蔵人は不眠不休でお酒の番をすることとなります。

 

 

 

まとめ

日本酒度はお酒の味わいの目安であり、+にいくほど辛いと感じやすく-にいくほど甘いと感じやすい

 

ただし、日本酒度というのはあくまでも日本酒度計という計器ではかった比重の大きさの指標でしかない。味わいは自分の舌が決めるもの

 

この点を理解した上で日本酒を選ばれる際の参考にしていただければと思います。

 

おちょこ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ちなみに木曽三川の日本酒については、やや甘めである日本酒度0からマイナス一桁台の数値に殆どの商品がなっております。

 

商売上のことだけを言うのであれば、前述したように日本酒度はアルコールと共に上昇していく部分もあります。

 

酒化率を高めるために日本酒度が高いプラスを示しても仕方がないという考え方はちらほら聞きますし、否定をしたいとも考えません。

 

ただし、やっぱり木曽三川のお酒はそうなってはいけないと私は考えます。

 

少し甘味を感じるほど女性にも飲みやすく、ついつい次の一杯を体が求めるようなお酒が木曽三川の特徴であり理想です。

 

『飲みやすくてついついまた買ってしまったよ~( ^^) 』『初めて日本酒飲んだけど辛くなくてすごい飲みやすかったよ』

 

こんな言葉をお聞きするために造り手はお酒を醸し、営業さんはお酒を売ってくれています。

 

やりがいなくして、お酒は造れないし売れません。今はまだ無名かもしれませんけどね( *´艸`)

 

ぜひこの記事を読んでくれた皆様、一度木曽三川のお酒飲んでみてください。そして感想を教えてください。

 

それがまた僕の励みになります。

長くなりましたがこれにて。駄文にお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

総務 内藤

 

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