内藤醸造株式会社

恵みの清流『木曽三川』

濃尾平野を流れるわが国有数の大河川『木曽川・長良川・揖斐川』。
流域に住む人々はこれらを一筋の川と同様に考え木曽三川と呼び親しんできました。
適度なミネラル成分を含んだ軟水である木曽三川の伏流水。
その恵まれた水質はお酒にも『口当たりのまろやかさ』『深みのある味わい』両者の共存を可能にさせてくれます。
多くの水害を引き起こした木曽三川の治水の歴史にはいくつもの涙ぐましい努力がありましたが江戸幕府の命のもと薩摩藩によって行われた宝暦治水によりようやく三川の分流の基礎が築かれました。
命を賭した薩摩藩士達の努力は濃尾平野を潤すふるさとの川として現代まで受け継がれています。

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180年の伝統を受け継いで

文政9年(1826年)より始まった弊社の酒造り。
190年余りを経て培われた経験と技は今も尚受け継がれ、更に現在の技術を織り込むことで新たな歴史を紡ぎます。
当初は冬の間のみ、東北地方より職人を呼んで頼りにした酒造り。今では米洗いからもろみ管理・搾りそして瓶詰に至るすべての工程を技術を受け継いだ自社の社員のみで行っています。すべては最高のお酒を造るため。
利益を優先する仕事としての酒造りではなく、誰もがおいしいと満足のできるお酒を造るには自社の社員でしかできないと考えた為です。
雪の降る中、機械ではなく一粒一粒に思いを込めた素手での米洗い。昼夜を問わず、精神体力を犠牲にしてまで行われる麹造り・もろみ管理。
1本の仕込みに1000時間以上もの時間と手間をかけながらお酒を醸していくこと。そうした酒造りの伝統技術を現代のニーズへ結びつけ、未来へとつないでいくこと。それこそが内藤醸造『木曽三川』の使命であると私たちは考えております。

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地元の恵みを酒にしました

人々に多くの恵みをもたらす清流木曽三川。厳寒期の酒造り期に吹く寒風、伊吹おろし。良質な米 を育んでくれる肥沃な大地。
地場産業にはまだまだ手付かずの可能性がたくさんあります。
一宮産愛知のかおりを100%使用、一 宮食ブランドの認定を頂いた『木曽三川しぼりたて愛知のかおり』。
祖父江町商工会様との共同プロジェクトのもと祖父江町の銀杏を用いて開発をした『銀杏焼酎 藤 九郎』。
お酒の側面から地元に残る有形無形の資産を掘り起こしていくこと。また、これまでお世話になっ た産地の皆様とさらに深めた仕事をしていくこと。
内藤醸造は地元を愛し、地元と共に生きていく企業であり続けます。

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